Bizen_Yoshikageについて.

忘れていたので説明.

このハンドルネームの由来について…

我が愛刀,備前義景です(無銘:日本美術刀剣保存協会極め).
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備前義景は鎌倉時代後期から南北朝時代に備前長船で活躍した刀工です.
この刀は南北朝時代に流行した薙刀を磨り上げて,刀にした所謂,薙刀直しと呼ばれるものです.
おそらく室町時代後期にその当時流行した打刀とするため,磨り上げられたのでしょう.
元々は薙刀ですので刀身と同程度の長さの中心(なかご:手で持つ部分)が有ったと思われます.
無銘で相伝備前風の薙刀直しは義景に極められる事が多いようです.

拡大図です.
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下側が刃先になります.
木目のような模様が見えますね.
これが古来の鍛造鉄製品に見られる模様です.
実に美しいですね.
昔は今のようにいきなり鉄板から刃物を作る事が出来なかったので,
鉄くずのような半精錬状態の鉄を寄せ集めて重ねて溶融寸前まで熱し,
叩いて延ばして折り返して…といった作業を繰り返し行い,不均一でスラグ分を多く含んだ鉄を均一な状態に均らしていきながら,形を整えて刃物にしていったのです.
その結果,このように美しい模様が生まれます.
この意味を理解すると”鍛”えるという文字の成り立ちが分かりますね.
”金”を折り返して”段”にする→”鍛”

刃先よりも少し中に入った部分で白く輝いている部分が刃紋呼ばれる部分です.
光にかざすとキラキラと輝いて美しいです.
これは,写真では何とも分かりませんね.実物を手にとって光にかざさないと分かりません.
この部分より先に強い焼きが入っており物を斬るときに威力を発揮します.
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by bizen_yoshikage | 2005-09-04 12:24 | 備前義景について…

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